スロータウン概要
鳥取県の東南に位置する智頭町。県都鳥取市から30kmほど中国山脈を分け入った山間地にあり、町全体の93%が山林で覆われている
森と共存するまちである。
夏は蒸し暑く、冬は厳しく冷え込むという、智頭町の自然に息づく山々は、「智頭杉」と呼ばれる名杉を生み
出した。智頭杉の高齢杉は、木目が細やかで、赤と白のグラデーションが美しい淡紅色が特徴の杉で、強く、そして狂いが生じにくい建材
として最高の特質を得ている。ブランド杉として、吉野杉や秋田杉が高名だが、智頭杉もそれらに勝るとも劣らない銘木だ。
そうした智頭町の山をフィールドにしたトレッキングルートが数多く整備されている。伝統的建造物群保存地区・広葉樹林・杉林・イノ シシの寝床がある山・鳥取砂丘が見える山などのコースがあり、多くのエコツアラーが訪れる。
夏は蒸し暑く、冬は厳しく冷え込むという、智頭町の自然に息づく山々は、「智頭杉」と呼ばれる名杉を生み
出した。智頭杉の高齢杉は、木目が細やかで、赤と白のグラデーションが美しい淡紅色が特徴の杉で、強く、そして狂いが生じにくい建材
として最高の特質を得ている。ブランド杉として、吉野杉や秋田杉が高名だが、智頭杉もそれらに勝るとも劣らない銘木だ。そうした智頭町の山をフィールドにしたトレッキングルートが数多く整備されている。伝統的建造物群保存地区・広葉樹林・杉林・イノ シシの寝床がある山・鳥取砂丘が見える山などのコースがあり、多くのエコツアラーが訪れる。
智頭町のスローフード
町の総面積の93%が山林という山深い場所に佇む智頭町ならではの、スローでヘルシーでパワフルな郷土料理が数多く存在する。
智頭町の山間部に古くから伝わる郷土料理が、すし飯にマスをのせて柿の葉で包んだ「柿の葉ずし」。
柿の葉に含まれる、タンニンによる防腐効果により魚が傷むのを防ぎ、高血圧の予防も期待できるというヘルシーフードである。
智頭町の伝統的な味噌汁「呉汁(ごじる)」は、大根・にんじん・豆腐・ネギ等が入った味噌汁に、 生の大豆をすりつぶして作った「呉」をふわりとかけて、火が通るまで煮て仕上げるマクロビオティックなスープ。味噌汁バーに行った時は要チェック の一品だ。
また、川魚のウグイを使った「じゃぶ」という料理もユニークだ。
はらわたをとったウグイをぶつ切りにし、豆腐とねぎと一緒に煮て、薄口しょうゆで味付けをする、伝統の料理方法で仕上げる。 ウグイにはタウリンや鉄分、ビタミンDが大変豊富で、身体を暖める効果があることから、智頭町の越冬に欠かせないパワフルフードで ある。
智頭町
の山間集落の板井原地区にて、伝統的な自然農法により栽培されている「板井原大根」は、長さ10~15cmの見た目もかわいいミニ大根。
伝統 の板井原たくあん漬を後世に残すべく、「板井原大根振興会」というプロジェクトも発足している。
智頭町の山間部に古くから伝わる郷土料理が、すし飯にマスをのせて柿の葉で包んだ「柿の葉ずし」。柿の葉に含まれる、タンニンによる防腐効果により魚が傷むのを防ぎ、高血圧の予防も期待できるというヘルシーフードである。
智頭町の伝統的な味噌汁「呉汁(ごじる)」は、大根・にんじん・豆腐・ネギ等が入った味噌汁に、 生の大豆をすりつぶして作った「呉」をふわりとかけて、火が通るまで煮て仕上げるマクロビオティックなスープ。味噌汁バーに行った時は要チェック の一品だ。
また、川魚のウグイを使った「じゃぶ」という料理もユニークだ。
はらわたをとったウグイをぶつ切りにし、豆腐とねぎと一緒に煮て、薄口しょうゆで味付けをする、伝統の料理方法で仕上げる。 ウグイにはタウリンや鉄分、ビタミンDが大変豊富で、身体を暖める効果があることから、智頭町の越冬に欠かせないパワフルフードで ある。
智頭町
の山間集落の板井原地区にて、伝統的な自然農法により栽培されている「板井原大根」は、長さ10~15cmの見た目もかわいいミニ大根。
伝統 の板井原たくあん漬を後世に残すべく、「板井原大根振興会」というプロジェクトも発足している。
日本の山村集落の「原風景」が残るまち
智頭町の最大の見所は、日本の山村集落の原風景が今なお残る「板井原集落」だろう。
。
鳥取県智頭町の中心部から北東に約四キロ。美しい杉木立に囲まれた曲がりくねった林道を上がっていくと、車が一台やっと通れるよう
なトンネルが見えてくる。薄暗いトン
ネルを進むと、あたりの風景と空気が一変し、昭和30年代の山村のランドスケープが眼前に広がる。
「智頭町タイムトンネル」と 言われる所以だ。
川沿いに肩を寄せ合うように集まった集落には、「六尺道」といわれる横幅2メートル未満の狭い道が家々をコネ クションし、その沿道に民家と小さな田畑が並んでいる。
民家のその殆どが明治から大正にかけて建築された伝統建築物であり、 茅葺き屋根と土壁で覆われ、大きな軒下には薪が積まれている。まさに山村集落の民家そのものの姿である。
年間を通じてこの集落に住む人は少なくなったが、今なおリアルな村民の生活がここに存在する。 昭和42年に「タイムトンネル」が開通し、近年でこそファンタジースポットとして脚光を浴びているが、世に広く知られるように なったのはここ最近のことである。
そんな日本の至宝である板井原集落の古民家の保存と次世代へと引き継ぐための再生作業が積極的に行なわれている。
集落の古民家をそのまま活用し、かまど炊きのご飯と地の漬け物といった智頭町のスローフードを、囲炉裏を囲みながら堪能でき る料理店が開業した。
また集落裏山を発着点とする約7kmのトレッキングコースが整備され、村民ボランティアがトレッキングコース を案内するサービスも始まっている。
板井原集落に点在する民家を見渡していると、「バイオミミクリー」なる言葉を思い出す。自然からインスピレーションを得て 創り出されたデザインをこのように呼ぶ。
最近話題のエコ仕様の家。はたしてエコ住宅とは何を目指した住宅のあり方なのか。その明確な答えが板井原集落の民家にある。
鳥取県智頭町の中心部から北東に約四キロ。美しい杉木立に囲まれた曲がりくねった林道を上がっていくと、車が一台やっと通れるよう
なトンネルが見えてくる。薄暗いトン
ネルを進むと、あたりの風景と空気が一変し、昭和30年代の山村のランドスケープが眼前に広がる。「智頭町タイムトンネル」と 言われる所以だ。
川沿いに肩を寄せ合うように集まった集落には、「六尺道」といわれる横幅2メートル未満の狭い道が家々をコネ クションし、その沿道に民家と小さな田畑が並んでいる。
民家のその殆どが明治から大正にかけて建築された伝統建築物であり、 茅葺き屋根と土壁で覆われ、大きな軒下には薪が積まれている。まさに山村集落の民家そのものの姿である。
年間を通じてこの集落に住む人は少なくなったが、今なおリアルな村民の生活がここに存在する。 昭和42年に「タイムトンネル」が開通し、近年でこそファンタジースポットとして脚光を浴びているが、世に広く知られるように なったのはここ最近のことである。
集落の古民家をそのまま活用し、かまど炊きのご飯と地の漬け物といった智頭町のスローフードを、囲炉裏を囲みながら堪能でき る料理店が開業した。
また集落裏山を発着点とする約7kmのトレッキングコースが整備され、村民ボランティアがトレッキングコース を案内するサービスも始まっている。
板井原集落に点在する民家を見渡していると、「バイオミミクリー」なる言葉を思い出す。自然からインスピレーションを得て 創り出されたデザインをこのように呼ぶ。
最近話題のエコ仕様の家。はたしてエコ住宅とは何を目指した住宅のあり方なのか。その明確な答えが板井原集落の民家にある。
