スロータウン概要
長野県伊那市は、長野県の南部に位置し、南アルプスと中央アルプス、標高三千メートル級の二つの山々に抱かれ、市の中央部を天竜川
と三峰川が流れる豊かな自然と歴史・文化が育まれたグリーンな街である。
そのスローな時間軸とは対象的に、最先端の電子部品 を製造 する先端企業の研究拠点として「伊那テクノバレー」を配するハイテクバレーでもある。市内の工場からはハイテクエレクトロニクス 製品が世界に出荷されている。
まさに、スローな時間軸とスピードの時間軸が共存するスロータウンである。
そのスローな時間軸とは対象的に、最先端の電子部品 を製造 する先端企業の研究拠点として「伊那テクノバレー」を配するハイテクバレーでもある。市内の工場からはハイテクエレクトロニクス 製品が世界に出荷されている。
まさに、スローな時間軸とスピードの時間軸が共存するスロータウンである。
伊那市のスローフード
五平餅や馬の腸を味噌味でじっくり煮込んだ「おたぐり」、珍味「ザザムシ」、つゆに特徴がある行者そば、信州味噌、など数々のスローフードの名作を 生み出してきた。
ザザムシは、天竜川上流部で採取されるカワゲラやトビゲラ、ヘビトンボなどの幼虫を佃煮にした伝統昆虫食である。イタリアに本部がある国際組織「スローフードインターナショナル」が、地域の伝統的な大切な食を後世に残そうと進める「味の箱舟」 プロジェクトの品目に、ザザムシを認定したことは記憶に新しい。
「ローメンズクラブ」という、ローメン愛好家の組織も立ち 上がっており、今最も熱いスローフードの一つだ。
そして新しい取り組み「雑穀プロジェクト2007in伊那」がスタートした。遊休農地を活用し、農薬や肥料を使用せずに 育つアマランサスなどの雑穀の栽培に取り組むプロジェクトだ。アマランサスは精白米に比べてもカルシウム約30倍、鉄分約50倍、 カリウムも約50倍と栄養価の高いパワフルなスローフード。 また長谷地区で栽培が始められている雑穀を使った料理やスイーツのレシピ開発なども進んでいる。
エネルギーコンシャスなまちづくり
昨今、EIMY(エイミー)という言葉をよく耳にする。EIMYとはEnergy In My Yardの頭文字をとったもので、「自分の庭のエネルギー」
と訳される。その地域(Yard)で利用可能な風力・太陽・地熱・中小水力・バイオマスなどを活用し出来るだけ自給し、不足分を
ナショナルグリッド(電力送電網)から補う、というエネルギー供給のあり方をさす。
伊那市では、このEIMYコンセプトのエネルギー施策、「伊那市新エネルギービジョン」を策定している。
伊那の山々に囲まれた地形と水に恵まれた自然環境をフルに活かし、太陽光発電のみならず、森林再生の切り札である木質バイオマスや、
水力発電にも目を向け、積極的に公共施設や個人住宅へ設置していく、という取り組みを進めている。
日本は世界トップクラスの太陽光発電量を 誇り、この世界を一歩も二歩もリードしている。しかし自然エネルギーは一つのタイプを優先するのではなく、複数のタイプを組み合わせて 使うこと が一番良い方法だと言われており、そういった意味でも太陽光発電以外のパッシブエネルギーの更なる研究、普及推進が望まれている。
特に伊那市新エネルギービジョンの中でも水力発電への取り組みに注目したい。伊那市は全域天竜川水系に属し、多くの農業水路網も整備 されている。そうした中小河川や農水路での流水を使い、中小規模のマイクロ水力発電機を適所に設置していくことが検討されている。 水力発電は、サスティナブルなエネルギーであり、商業的にも今後成長が予想されることから積極的な技術開発が 求められている。ダムなど中央集約化された大規模な設備を必要とせず、分散型のエネルギーレイアウトをコンセプトにしており、 自然のかたちをほぼ変えることなく自然エネルギーを発電可能である点が、伊那版ハイドロエナジーのエコロジカルな点と言える。
ヒトと自然とエネルギーの新しい関係。伊那の大地に立つと、エネルギー問題が他人事ではなく自分たちのテーマであることが実感できる はずだ。
日本は世界トップクラスの太陽光発電量を 誇り、この世界を一歩も二歩もリードしている。しかし自然エネルギーは一つのタイプを優先するのではなく、複数のタイプを組み合わせて 使うこと が一番良い方法だと言われており、そういった意味でも太陽光発電以外のパッシブエネルギーの更なる研究、普及推進が望まれている。
特に伊那市新エネルギービジョンの中でも水力発電への取り組みに注目したい。伊那市は全域天竜川水系に属し、多くの農業水路網も整備 されている。そうした中小河川や農水路での流水を使い、中小規模のマイクロ水力発電機を適所に設置していくことが検討されている。 水力発電は、サスティナブルなエネルギーであり、商業的にも今後成長が予想されることから積極的な技術開発が 求められている。ダムなど中央集約化された大規模な設備を必要とせず、分散型のエネルギーレイアウトをコンセプトにしており、 自然のかたちをほぼ変えることなく自然エネルギーを発電可能である点が、伊那版ハイドロエナジーのエコロジカルな点と言える。
ヒトと自然とエネルギーの新しい関係。伊那の大地に立つと、エネルギー問題が他人事ではなく自分たちのテーマであることが実感できる はずだ。
