スロータウン連盟
北海道 上士幌町

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スロータウン概要
十勝北部に位置する上士幌町は、日本最大の国立公園である「大雪山国立公園」の東山麓に位置し、町の約76%は国有林を主とする山林・ 原野で占められており、畑作と酪農が中心の自然豊かなまちである。

ぬかびら湖 「北の大地」上士幌町には、エコツーリストを魅了するスポットが数多く点在している。
大雪山国立公園の太平洋側エリア「東大雪山系」の 原生林をはじめ、原生林にひっそりと佇む秘湯「幌加温泉」、森に囲まれた全旅館「源泉かけ流し」のぬかびら温泉、鋭いアルペン的山容が魅力の名峰 「ニベソツ山」 、人造湖でありながら天然 湖のように神秘的な「ぬかびら湖」、国道では道内で最も高い峠で、見渡す限りの樹海が圧巻の「三国峡」、1700万㎡の広さを誇る日本最大の公共育成牧場 「ナイタイ高原牧場」などが点在している。
また、アクティビティフィールドとしても人気で、トレッキングをはじめ、原生林と同化したキャンプ場や静寂の湖で行なうカナディ アンカヌー、サイクリング、また日本選手権が4回開催された熱気球のフィールドとしても名高い。

北海道の原生林に佇むリトリートタウン
ロハスな人たちの間で旅行のテーマとなっている「リトリート」。日本語では「一時的避難小屋」と訳されるが、本来、リトリートとは、聖書 を学び、祈り、神との交りを持つため赴く自然の中の聖会または修養会のことを意味していた。「現代版リトリート」は、自然豊かな環境に囲 まれながら日常生活で乱れている心身のバランスを微調整してくれる施術や各種プログラムを提供する施設と定義される場合が多い。

南インド・ケララ地方のアーユルヴェーダリトリートや、フランス・ブルターニュ地方のタラソセラピーリトリートなど、様々なコンセプト のリトリート集積地がある。明日への活力となる心身のエナジーをクイックチャージするため、多くの人々がリトリートに足を踏み入れている。

上士幌町では、このリトリートをテーマにしたリゾート「イムノリゾート構想」を掲げている。
このリトリート基地のコンセプトは、 「免疫保養」だ。イムノとは、免疫学immunologyの形容詞、Immunoが語源となっており、環境・食・ストレスのバランスを整えること によって免疫バランスを是正し、健全にする機会を提供するという意味がこめられている。

花粉症や喘息、アトピーなどのアレルギー体質をもつ人が年々増加しているが、人間の体内環境への影響として、免疫系の中枢を担う ヘルパーT細胞の1型と2型のバランスが崩れると様々な疾患にかかりやすくなることが証明されている。イムノリゾートでは、 北海道大学の遺伝子病制御研究所や地元NPOなどと協働し、体内の免疫バランスの正常化に貢献する科学的な実証を行いながらウェル ビーイングなプログラムを提供し始めている。

最近話題となったのが、「スギ花粉リトリートツアー」。スギ花粉のない上士幌町で花粉症に悩む人に、花粉症のメカニズムを学びながらリフレッシュを図って もらおうという趣旨のプログラムだ。「免疫や健康」、「温泉の効果的な入浴法」の講話、アレルギー専門医による 問診・カウンセリングや各種検査を受け、自分の免疫の状況をチェッ クするとともに、今後の生活改善に役立てることを目的としている。

そして、イムノリゾート構想を展開するフィールドとなるのが、大雪山国立公園の森と糠平湖の大自然に囲まれた「ぬかびら温泉郷」 の湯治施設と、ナチュラルキラー細胞を呼び覚ます濃厚なフィットンチッドが充満する大雪山系の2箇所であろう。

ドイツの森林療法「クナイプ療法」のリトリート基地、バイエルン州南西部では、リトリートになるためのいくつかの条件が設定されている。
① その土地特有の自然環境を用いた療法を提供する。
② 治療効果が科学的に証明されている。
③ 工場や都市公害による汚染がない。
④ 専門の療法士がいる。
⑤ 目的に添った適切な施設がある。
などが上げられる。

上士幌町は、まさにリトリート基地にふさわしいエリアである。


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