スロータウン概要
阿蘇は日本を代表するパワースポットエリアである。阿蘇は阿蘇五岳とカルデラ地形に代表される大自然、その高原に育まれたヒトとの関係 の上になりたっている。数万年前からこの地に住み始めたヒトは豊かな自然の恵みを大地から受け取ることへの感謝の念と同時に、ある日 突然火山の噴火によって営みが困難になるという畏れを常に抱きながら生活してきた。この自然への念と火山への畏れは、もう一つの存在 (神)を強く意識させた。そして過酷な自然環境とヒトとの共存を願う思いがエネルギーとなり、その土地に宿る。ハワイ州・ハワイ島、 インドネシア・バリ島、アリゾナ州・セドナ。そして日本のASO。スピリチュアルなエナジーに満ちた神秘的なスポットにこそ現代人が求 める本当の心の癒しがあるのではないか。
そんな阿蘇の大自然に抱かれた絶好のロケーションに位置するのが南小国町。南小国町を語る上で主役となるのは、なんと言っても黒川 温泉だろう。
来郷者が絶えない温泉郷。そして商業的にも今最も成功している温泉郷の一つとの評価も高い。山に囲まれた場所に、自然 と調和した歴史を感じる木造の建物、自然に湧き出たかのような風呂。黒川温泉には日本のふるさとのスローな原風景がそのまま残って いる。高いコンクリートのビルや派手な建築物、ネオンなどの虚飾を排し、日本のふるさとの風情を残すというゆるぎないポリシーと マネージメントが貫かれている点が消費者から共感を呼んでいる。
地域の産物は地域コミュニティの知恵で商いする。「地産知商」が 根付く町なのだ。
南小国町のスローフード
小国郷のスローフードの代表は「小国蕎麦」。おいしい湧水のあるところに、おいしい蕎麦屋ありと言われるが、名水の地として知られ
る阿蘇には、「そば街道」と呼ばれる、そば屋が多く並ぶ地域がある。どの店も水にこだわり、そば粉にこだわる名店ばかりだ。そば粉は、機械 によるローラー挽きを拒み、石臼で挽いていく。石と石が擦れる音を響かせながら、石臼を手で回し、砕けた茶色の皮とともにほんのり 薄いグレーの粉がもどかしいほど少量ずつほとりと落ちてゆく。
また、そば処の空間演出も見所の一つ。そば処の多くは古民家を改修し、 茅葺き屋根、土壁、囲炉裏を配するスローな空間。和モダンなエコ住宅の教科書である。 先人の職人たちが作り出した快適空間のインテリアエッセンスを五感で感じながら、そばが出来るのを待つ時間も格別なひと時となる。
パスポート不要のヒーリングツーリズム
心落ち着く気が流れている阿蘇を、スローにウォーキングし、のんびりと自転車で回り、地元の人達とコミュニケーションを取りながら
阿蘇の自然・文化を五感で体験していく。そんな阿蘇の新しいツーリズムのあり方は「阿蘇カルデラツーリズム」と呼ばれている。グリーンツーリズムは、南小国町の農家民宿に宿泊しながら農体験やスローフードを堪能する旅をぜひ。南小国町では、農家民宿 の開設等に関する特区制度を導入している。民宿となる場合、通常の民宿と同様農家民宿にも通常の旅館と同じ消防用設備の設置 が義務づけられているが、避難が容易であるなどの条件を満たせば諸設備の設置が省略可能とする、という特区制度だ。日本を代表 するクラインガルデン及びフェーリエンヴォーヌング(長期滞在型宿泊施設)の集積エリアの一つになる可能性もある場所なのだ。
地球に宿るパワーを全身で吸収する旅。阿蘇カルデラツーリズム。ASOに実際に行って、エネルギーをチャージし、五感をアップ グレードする、ハッピーな旅となるだろう。
