スロータウン概要
景行天皇が九州を征伐した際、船を「おつなぎになった」という伝説から町名が付けられたとされる津奈木(つなぎ)町。熊本県南部に位置し、風光明媚なリアス式海岸が美しい観光地「水俣・芦北」エリアに属する。水俣市の北隣に位置する 津奈木町は、東南北の三方を山に囲まれ、西は「紺碧の海」八代海(不知火海)に面しており、海岸線から天草の島々が はるかに浮かぶ美しい景観が自慢の町だ。
津奈木町のスローフード
熊本の温暖な気候を利用して栽培されるデコポンが特産品。デコポンとは、清美オレンジとポンカンをかけ合わせて作られた品種である。 温暖な津奈木の自然の中で、太陽の光をいっぱいに浴びて育つデコポンは、果汁が多く、さわやかな甘みのフレーバー、ビタミンC が豊富。
また「サラダたまねぎ」の産地でもある。サラダタマネギとは、苦味が少なく、水分の多い甘いたまねぎで、サラダ用とし て人気のタマネギ。熊本の水俣・芦北地方の温暖な気候風土が作り出す限定品である。
シーフードは、津奈木の漁協で年間を通じて 水揚げされる太刀魚のみりん干し。太刀魚を手作業にて丁寧に三枚に下ろし、旨みたっぷりのだし汁に漬け込み、津奈木の太陽の下 天日でじっくり干し上げている。軽くあぶってご飯のおかずとして食すのが人気だ。
「町全体ミュージアム」を推進するカルチュラルタウン
町内各所に彫刻を設置し、町全体を緑のミュージアムにするというコンセプト「緑と彫刻のあるまちづくり」に1984年から取り組んでいる
津奈木町。この取り組みが推進された背景には同町が辿ってきた過酷な歴史がある。
1956年に発生した世界最大の水銀公害と言われる水俣病。八代海沿岸部に位置する同町にも大きな被害が発生した。
社会的・経済的に 大きな打撃を受け、特に公害に汚染された地域イメージの定着は町民にも深い影を落とすことになった。同町では、そうした暗い地域 イメージを払拭し、ハッピーでピースフルな地域文化の再生を図り、魅力ある環境を取り戻すため様々な活動を行なってきた。
そうし て始まったのが、「緑と彫刻のあるまちづくり」である。
現在では、町内各所に合計15基の彫刻が設置されている。町内に設置されて
いるそれぞれの彫刻には、家庭の繁栄と津奈木の豊かな自然を愛しむ思いが強く込められている。また、彫刻の設置場所も周辺環境と作品の表現
がフィットする場が選ばれている。例えば、「ひまわり」というタイトルが付けられた、大きな大輪を手にした少女の彫刻。太陽
に向かうヒマワリのようにすくすくと。そんな願いを込めて子供を見守るかのようにその彫刻は通学路に佇んでいる。
津奈木町の彫刻のある町づくりは、よくある「個性的な景観形成」やら「空間演出のエッセンスとして」など、ハードコンシャス なまちづくりとは一線を画す。
ヒトは、無機質な存在にも親密な感情が傾けられる。ただし、その無機質の中に一貫性を伴った誠実さが宿っている場合に限る。
津奈木の無機質な彫刻たちには、平和な家庭を取り戻し、豊かな自然と共生する生活を再構築する、というポジティブでピュアな エナジーが漲っている。そうしたエナジーが宿った彫刻がインフルエンサーとなり、津奈木の土地や人々に根付き、 ハッピー&ピースフルな文化が醸成されていくことを目的としているのだ。
ハッピー&ピースな空間やモノは、ハッピー&ピースを希求する人たちによって創造されたモノにのみ宿るということを再確認 させられる。
1956年に発生した世界最大の水銀公害と言われる水俣病。八代海沿岸部に位置する同町にも大きな被害が発生した。社会的・経済的に 大きな打撃を受け、特に公害に汚染された地域イメージの定着は町民にも深い影を落とすことになった。同町では、そうした暗い地域 イメージを払拭し、ハッピーでピースフルな地域文化の再生を図り、魅力ある環境を取り戻すため様々な活動を行なってきた。
そうし て始まったのが、「緑と彫刻のあるまちづくり」である。
現在では、町内各所に合計15基の彫刻が設置されている。町内に設置されて
いるそれぞれの彫刻には、家庭の繁栄と津奈木の豊かな自然を愛しむ思いが強く込められている。また、彫刻の設置場所も周辺環境と作品の表現
がフィットする場が選ばれている。例えば、「ひまわり」というタイトルが付けられた、大きな大輪を手にした少女の彫刻。太陽
に向かうヒマワリのようにすくすくと。そんな願いを込めて子供を見守るかのようにその彫刻は通学路に佇んでいる。
津奈木町の彫刻のある町づくりは、よくある「個性的な景観形成」やら「空間演出のエッセンスとして」など、ハードコンシャス なまちづくりとは一線を画す。
ヒトは、無機質な存在にも親密な感情が傾けられる。ただし、その無機質の中に一貫性を伴った誠実さが宿っている場合に限る。
津奈木の無機質な彫刻たちには、平和な家庭を取り戻し、豊かな自然と共生する生活を再構築する、というポジティブでピュアな エナジーが漲っている。そうしたエナジーが宿った彫刻がインフルエンサーとなり、津奈木の土地や人々に根付き、 ハッピー&ピースフルな文化が醸成されていくことを目的としているのだ。
ハッピー&ピースな空間やモノは、ハッピー&ピースを希求する人たちによって創造されたモノにのみ宿るということを再確認 させられる。
