スロータウン概要
京都府の南東部に位置し、「日本緑茶発祥の地」として知られる宇治田原町。自然林の他、植林地や里山等、幾層にも重なる豊かな森林はこのまち
のおよそ8割を占め、豊かな自然環境に抱かれている。
宇治田原町にはお茶栽培に適した自然条件がそろっている。朝日が早く昇り夕日が早く沈み、秋から冬にかけて深い霧がかかり、夏涼しく昼夜
温差の大きい気候。石炭質の地盤で多くのカルシウムを含む土壌。そして"歴史ある茶園"という立場に安住することなく、栽培方法と製茶の
技術を開発・駆使する農家の努力。こういう事象が幾重にも重なり合い、高級でおいしいお茶のプレミアムブランドを築いてきた。
宇治田原町にはお茶栽培に適した自然条件がそろっている。朝日が早く昇り夕日が早く沈み、秋から冬にかけて深い霧がかかり、夏涼しく昼夜
温差の大きい気候。石炭質の地盤で多くのカルシウムを含む土壌。そして"歴史ある茶園"という立場に安住することなく、栽培方法と製茶の
技術を開発・駆使する農家の努力。こういう事象が幾重にも重なり合い、高級でおいしいお茶のプレミアムブランドを築いてきた。宇治田原町のスローフード
宇治田原の代表的なスローフードとして、宇治茶のお菓子としても有名な干し柿「古老柿(ころがき)」がある。
宇治田原町の茶畑には「鶴の子柿」という小さくて尖った実を付ける柿の木が点在している。これはお茶の日除け・霜除けのためだが、
じつはそれだけではない。宇治茶農家は
秋までお茶摘みや茶園管理に働き、かつてはそのあと柿の実から柿渋をとって販売していた。ちなみに柿渋と言えば、昨今人気のエコハウスで、
エコ塗料として重宝されている。
さらに冬になると、寒さと日ざしを活かして干し柿「古老柿」が作られた。
この古老柿は、今でも宇治田原町の特産品として自家労力で加工・出荷されている。古老柿は、11月から12月にかけ、柿屋と呼ばれる乾燥棚
で約20日間干した後、箕(とうみ)に入れて転がすように踊らせる作業を約1週間続けて作られる。
古老柿はビタミンCやカリウムが多く含まれた自然食品で、高血圧や動脈硬化の予防に役立つと言われている。
そのまま食しても美味しいが、刻んで和え物にしたり、おかずに入れたりする人も多い。
宇治田原町の茶畑には「鶴の子柿」という小さくて尖った実を付ける柿の木が点在している。これはお茶の日除け・霜除けのためだが、
じつはそれだけではない。宇治茶農家は
秋までお茶摘みや茶園管理に働き、かつてはそのあと柿の実から柿渋をとって販売していた。ちなみに柿渋と言えば、昨今人気のエコハウスで、
エコ塗料として重宝されている。
さらに冬になると、寒さと日ざしを活かして干し柿「古老柿」が作られた。
この古老柿は、今でも宇治田原町の特産品として自家労力で加工・出荷されている。古老柿は、11月から12月にかけ、柿屋と呼ばれる乾燥棚
で約20日間干した後、箕(とうみ)に入れて転がすように踊らせる作業を約1週間続けて作られる。
古老柿はビタミンCやカリウムが多く含まれた自然食品で、高血圧や動脈硬化の予防に役立つと言われている。
そのまま食しても美味しいが、刻んで和え物にしたり、おかずに入れたりする人も多い。
心をつなぎ ともに創る 茶文化のまち
宇治田原町では、茶を単に産業や仕事としてだけではなく、文化としてとらえ、発信することをめざしている。その一環として、「茶文化を発信し茶でもてなす『お茶のふるさと』」 としての望ましいまちの姿に以下の3点をあげ、行政・住民が一体となって「茶文化」の醸成に取り組んでいる。
① 町中に茶の緑や香りが広がるまち
② 日常生活の中にお茶があり、「茶文化」を次世代や来訪者に伝えるまち
③ 「お茶のふるさと」としての宇治田原町を多くの人が知っているまち
例をあげると、①に関しては、お茶の木を「みんなで」育てることが必要な取り組みとされ、住民それぞれ一家に1本はお茶の木を植え 育てる、また行政は住民にお茶の苗を提供する、などを役割に掲げている。
また、③に関しては、「お茶のふるさと」としてのブランドを積極的に発信することが必要な取り組みとしてあげられている。
宇治田原町で毎年春に開催されている、町内のまちづくり団体の主催による茶摘み体験交流会では、
茶摘み体験をはじめ、焙炉(ほいろ)での茶葉の手もみ体験、室町時代から伝わるお茶の産地や銘柄を飲み比べて
当てる遊び「茶香服(ちゃかぶき)」体験、
石臼での抹茶づくり体験、おいしいお茶の飲み方
講座などを一度に楽しむことができ、人気のエコツーリズムとなっている。また、豊かな自然と共存する循環型のまちづくりにも積極的だ。自然環境体験ハイキングや環境学習セミナーの開催、また小学校への ソーラー発電設備の導入や、町内の休耕田を活用しビオトープを整備していく計画などが進められている。このビオトープ計画が ユニークな点は、ビオトープの流出入部分に町の間伐材を使った木炭を設置し、ビオトープの水質浄化実験を行なっていくというところ である。 また、希少生物をはじめ、町内に生息する野生生物を紹介した「宇治田原町の野生生物 レッドデータブック」をまとめ、環境学習など に活用している。
世界に誇るスローフード「宇治茶」。こうした住民参加による「茶文化」醸成の取り組みや自然を守る取り組みのもとで、 より一層宇治茶ブランドが輝き続けるの だろう。
