スロータウン概要
平成17年に秋田県南部に位置する横手市、増田町、平鹿町、雄物川町、大森町、十文字町、山内村、大雄村の1市5町2村が合併し、県下第2位の10万人の人口を
有する新横手市が誕生した。
広大な横手盆地を雄物川と横手川が貫流し、肥沃な大地に美しい田園風景が広がり、また、羽黒町周辺エリアは、武家町の名残があり、城跡や蔵などの歴史的 建造物が残る情緒あふれるまちである。
そして、横手といえば「かまくら」を連想する人も多いのではないか。
かまくらは400年以上の歴史をもち、2月15日、16日に横手で
行なわれる小正月行事である。
雪の山をくり抜いて雪室をつくり、奥に水神様を祭り、お神酒、甘酒、お餅などが供えられる。 子供たちが道 行く人に「あがってたんせ」と呼びかけ、かまくらの中へ客人を招きいれ、餅を焼き、甘酒を温めて客に振る舞う。 そして大人たちはお礼に賽銭(さ いせん)をあげる。
期間中は100をこえるかまくらと無数のミニかまくらが並び、雪国の街角が幻想的な世界に包まれる。
昭和11年に来日したドイツの建築家・ブルーノ・タウトは、かまくらを見て、次のように語ったという。
「実にすばらしい観物だ!誰でもこの子供達を愛せずにはいられないだろう。(途中略)ここにも美しい日本がある。それは、およそ あらゆる美しいものと同じく、とうてい筆紙に尽すことはできない」 (「日本美の再発見」岩波新書)
かまくらは、日本の伝統行事の至宝なのである。
広大な横手盆地を雄物川と横手川が貫流し、肥沃な大地に美しい田園風景が広がり、また、羽黒町周辺エリアは、武家町の名残があり、城跡や蔵などの歴史的 建造物が残る情緒あふれるまちである。
そして、横手といえば「かまくら」を連想する人も多いのではないか。
かまくらは400年以上の歴史をもち、2月15日、16日に横手で
行なわれる小正月行事である。雪の山をくり抜いて雪室をつくり、奥に水神様を祭り、お神酒、甘酒、お餅などが供えられる。 子供たちが道 行く人に「あがってたんせ」と呼びかけ、かまくらの中へ客人を招きいれ、餅を焼き、甘酒を温めて客に振る舞う。 そして大人たちはお礼に賽銭(さ いせん)をあげる。
期間中は100をこえるかまくらと無数のミニかまくらが並び、雪国の街角が幻想的な世界に包まれる。
昭和11年に来日したドイツの建築家・ブルーノ・タウトは、かまくらを見て、次のように語ったという。
「実にすばらしい観物だ!誰でもこの子供達を愛せずにはいられないだろう。(途中略)ここにも美しい日本がある。それは、およそ あらゆる美しいものと同じく、とうてい筆紙に尽すことはできない」 (「日本美の再発見」岩波新書)
かまくらは、日本の伝統行事の至宝なのである。
蔵が醸す発酵食文化のまち
横手市は、古くから守り育てられてきた「農」のまちならではの珍味の宝庫、スローフードのワンダーランドである。
ここ横手市が発祥の地と言われている納豆を始め、「麹」を中心とした 発酵食品作りが大変盛んで、6つの酒の蔵元、みそや醤油などを扱う35業者が軒を連ねている。
そうした幾多ある横手の発酵食の中でも代表的な伝統食が「いぶりがっこ」だ。いぶりがっこという呼び名は燻した(いぶり)漬物(がっこ)という意味
がある。
横手で採れた大根を囲炉裏の天井につるし、いぶした大根を米糠、天然塩で仕込み厳寒の中で熟成させ仕上げた漬物である。
現在は、「燻し小屋」において燻し、表面に黒い色がつくことが「いぶりがっこ」の外見上の特徴で、燻した香りと米糠漬けの風味が大変豊かな漬物である。
「いぶりがっこ」の味を競う「いぶリンピック」も開催されており地域に根付いているが、近年は作り手の減少で、 絶滅が危惧されているスローフードでもある。
こうした現状を打開する活動も近年活発になっており、 横手の伝統的な発酵食文化の継承と保存、発展を図るため、「よこて発酵文化研究所」や「浅舞婦人 漬物研究会」などが発足し、伝統食文化の見つめ直しや新商品の開発が行われている。
スローフードの流行とともに世界的にも注目を集めている発酵食品。横手の伝統的な発酵食の復活が強く望まれる。
また、山内地域で穫れる「山内いものこ(里いも)」も横手を代表する郷土食である。
きめの細さと粘りが特徴の里芋で、「いものこ汁」 は粘りがある食品を好む傾向がある秋田県民に大人気の鍋料理である。秋田では古くから「鍋っこ遠足」と称して、屋外でいものこ汁を楽し む習慣がある。
そして、最近の注目株は、なんといっても「横手やきそば」だろう。
横手やきそばが一躍スローフードの強者に躍り出たのが、来場者10万人を越え るB級ご当地グルメの祭典「第1回 B-1グランプリ」での出来事だ。
鳥取とうふちくわ、若狭の鯖焼き、八戸せんべい汁、久留米やきとり、など ツワモノが揃う中、見事総合第2位に輝いた。ちなみに「B級ご当地グルメ」とは、安くて旨くて地元の人に愛されている地域の名物料理や 郷土料理を意味する。
森と川の緑豊かな自然、歴史情緒あふれる街並み、伝統食を大切にする風土。横手はまさにスローライフの理想郷なのである。
ここ横手市が発祥の地と言われている納豆を始め、「麹」を中心とした 発酵食品作りが大変盛んで、6つの酒の蔵元、みそや醤油などを扱う35業者が軒を連ねている。
そうした幾多ある横手の発酵食の中でも代表的な伝統食が「いぶりがっこ」だ。いぶりがっこという呼び名は燻した(いぶり)漬物(がっこ)という意味
がある。
横手で採れた大根を囲炉裏の天井につるし、いぶした大根を米糠、天然塩で仕込み厳寒の中で熟成させ仕上げた漬物である。
現在は、「燻し小屋」において燻し、表面に黒い色がつくことが「いぶりがっこ」の外見上の特徴で、燻した香りと米糠漬けの風味が大変豊かな漬物である。
「いぶりがっこ」の味を競う「いぶリンピック」も開催されており地域に根付いているが、近年は作り手の減少で、 絶滅が危惧されているスローフードでもある。
こうした現状を打開する活動も近年活発になっており、 横手の伝統的な発酵食文化の継承と保存、発展を図るため、「よこて発酵文化研究所」や「浅舞婦人 漬物研究会」などが発足し、伝統食文化の見つめ直しや新商品の開発が行われている。
スローフードの流行とともに世界的にも注目を集めている発酵食品。横手の伝統的な発酵食の復活が強く望まれる。
また、山内地域で穫れる「山内いものこ(里いも)」も横手を代表する郷土食である。きめの細さと粘りが特徴の里芋で、「いものこ汁」 は粘りがある食品を好む傾向がある秋田県民に大人気の鍋料理である。秋田では古くから「鍋っこ遠足」と称して、屋外でいものこ汁を楽し む習慣がある。
そして、最近の注目株は、なんといっても「横手やきそば」だろう。横手やきそばが一躍スローフードの強者に躍り出たのが、来場者10万人を越え るB級ご当地グルメの祭典「第1回 B-1グランプリ」での出来事だ。
鳥取とうふちくわ、若狭の鯖焼き、八戸せんべい汁、久留米やきとり、など ツワモノが揃う中、見事総合第2位に輝いた。ちなみに「B級ご当地グルメ」とは、安くて旨くて地元の人に愛されている地域の名物料理や 郷土料理を意味する。
森と川の緑豊かな自然、歴史情緒あふれる街並み、伝統食を大切にする風土。横手はまさにスローライフの理想郷なのである。
